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人間は誰でも、生まれた時から今日に至るまでの間に「トラウマ」なるものを、少なからず抱え込んで来ていると思います。
その事柄の重大さや、それによる症状の出方は様々でしょう。
私も幼少期に抱え込んだトラウマに悩まされ続けて来て、未だに乗り越える事の出来ていない事柄が、私の中にいくつか潜んでいます。
トラウマを抱えながら生き続け、そのまま終焉に至るのは甚だ残念で勿体無い。
是非ともトラウマに立ち向かって行こうではありませんか。
とは言っても、そう簡単に逃れる事が出来ないのがトラウマです。
しかしながら、少々極論と思われるかもしれませんが、人間がやろうと思ってできない事等無いと私は思います。
しかも、自身の内に存在する問題ですから、自分次第である事も事実です。
兎に角、諦めるのは一番愚かな事です。 少しずつで良いからチャレンジして行く事が大切です。
とは言いながら、実際にはどの様にチャレンジして行けば良いのか?
私はこう思っています。
そのトラウマが存在する事で、自分には行動に表せない事柄を先ずは観察して細分化する。
いきなり大きな塊にぶつかって行っても、決して解消する事は出来ないでしょう。
しかし、細分化する事で「勝ち目」が出て来るのです。
後は、時間を掛けて、ひとつひとつ潰して行く。
慌てずに、焦らずに、ひとうひとつ勝ち進んで行くのです。
いつかきっと、大きな壁のように見えていたトラウマが、然して大きくは無い、そう感じる時がやって来ると思います。
慌てず、焦らず、そして決して諦めない事です。
やって見て下さい。 |
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