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職場内の従業員一人一人のデスクや作業場を観察してみましょう。
デスクの上や道具置き場等が整然と片付いている人と、雑然と沢山の物が置かれている人が居るのでは無いでしょうか?
課せられた職務内容や、担当する仕事の緊急度によっては、致し方無いケースも無いとは言い切れず、一概に申し上げる事は乱暴かもしれませんが、敢えて申し上げるならば、「出来る人」の仕事場環境は整然としていると、私の今までの経験から申し上げる事が出来ます。
「道具を準備する事」「道具を片付ける事」の両者も、仕事の内だからです。
仕事場環境が雑然としているという事は、両者を行わずに中途半端な仕事を繰り返して居ると言う事です。
どうせ、翌日には「道具を準備する事」が要る訳だから、「道具を片付ける事」を略すれば時間の無駄が無くて良い!?
実は「道具を準備する事」が最も大切な仕事のひとつだと、私は思っています。
仕事をスタートさせる前に、その日の段取りを組み立てて、優先順位を付け、先ずは最初の作業の道具を揃える。
そして、次の作業の前には、片付け作業と次なる道具の取り揃えを行う。
これが「プロの仕事」なのです。
次に、 「仕事の効率」の面からも考えてみましょう。
人の集中力は思いのほか短時間しか維持出来ないものです。
従いまして、仕事に幾つかの区切りを設ける事も、効率アップには欠かす事の出来ない事柄です。
ですから、準備&片付けは心身のリフレッシュにも繋がる、至って効果的な作業なのです。
何れにしても、雑然とした空間は精神的には、決して良く無いでしょう。
心地良い空間で仕事をすれば、確実に効率は向上する筈です。
如何でしょうか。
是非一度、自身の一日の仕事法について、観察してみて下さい。 |
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